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INTERVIEW

お酒飲んでも太らない?飲食経験ゼロ。WEBに強いオーナーの痩せる居酒屋

前田麻衣
前田麻衣
FOOD Wow!! 2017.12.06

場所は東京からも程近い千葉・船橋に新たなコンセプトの居酒屋がオープン。

 

居酒屋といえば、美味しいおつまみに美味しいお酒。

美味しいものを囲むと、人は自然と笑顔も会話も増え、、、

 

そう、体重も増えます。よね?

 

今回インタビューさせて頂いた、オーナーのしんのさんは、

お酒が好きで居酒屋に行きたい。だけど太るのが嫌だから行けない。

こう思うのは自分だけじゃないのでは?という思いから、ある居酒屋をオープンさせました。

 

その名も「痩せる居酒屋」

今回の「HATSU」はこちらをご紹介します。

 

店内には料理に欠かせない調味料である砂糖や、主食である白米も置いていないという、「痩せる」と「居酒屋」、それぞれ正反対のイメージから成り立つこの店名。

オーナーであるしんのさんはなんとWEBに強い飲食店オーナーさんでした!インタビュアー稲沼とライターである私、前田でお話をお伺いしました。

 

糖質制限やダイエットメニューで「太らない」がコンセプトの居酒屋

しんのさんオススメの玄米を使った牛丼。かなり美味しく食べれる。

 

サラダチキンばっかりで、飲みに行ってもたべられるものがなかった。

稲沼:まずはじめに、痩せる居酒屋を作ったきっかけを教えてください。

しんのさん(以下しんの):痩せる居酒屋をつくったのは、船橋駅にジムが多く集まっている、というのが半分、もう半分は、自分自身が健康志向だからでした。

もともとサラダチキンばっかりで、飲みに行ってもたべられるものがなかった。

ダイエット中に「お酒を飲みに行きたいけど、ダイエット中でもたべられるものが居酒屋には無い」と感じ、健康志向の時代になった今、自分の様に思っている人は少なくないのではないかとひらめきました。

 

稲沼:構想から2ヶ月で実際に物件契約→OPENしたと聞きました。早くないですか!?

しんの:「自分がやらなければ、誰かがやる」絶対にそれはわかっていたので、もし自分がやらない選択肢を取り、誰かが始めたら自分が嫌な気持ちになる。

なのでしょうがなく素早くはじめました(笑)さきにやっておけば「自分が最初」と言えるので。

 

自分自身をターゲットに発想するのが一つの成功法則。自分の悩みはなんだろう?それを解決するアイデアはなんだろ?もしかしたらそれが日本初かも!?

自分の悩みを解決するサービスは何か?

自分自身を健康志向だと語るしんのさん。確かに健康に関しての知識量が凄かったです。

瞬間最大風速で儲かる話は結構あります

稲沼:スピード感もさることながら、その決断力、やる・やらないの基準はどこからきてるのでしょうか?

しんの:「瞬間最大風速でしか盛り上がらない話」はやらないですね。瞬間最大風速で儲かる話は結構あります。

今やれば儲かるだろうなと思っても、次第に落ちるのはショックが大きいので、ずっと「右肩上がり」の状態が大好きです。

「痩せる居酒屋」は、初期投資のある飲食だとしてもやろうと思いました。今回の一番の決め手は、いざこの「痩せる居酒屋」をやろうと思うと周りに話してみたら、誰も否定する人がいなかったからです。

人間まずは否定から入ってしまう人がほとんどだと思うのに。そこはとても背中を押されました。おかげで準備期間も2カ月ほどで順調に進みましたね。

 

適切な第三者目線を持つことが大切。普段から素直な意見を言ってくれる関係づくりにあるのではないかと感じました。

砂糖も白米も置いていないお店の店内。本当に置いてませんでした(笑)

 

飲食業界ってWEBに強い人が本当にいないです。

稲沼:飲食業界についてはどう思われていますか??

しんの:この飲食業界自体には、正直言って詳しくはないです(笑)でも、これだけはと思うのは、飲食業界ってWEBに強い人が本当にいないです。なので、WEBリテラシーが強い自分にとって、そこは強みだと思ってます。

稲沼:他にもWEBのリテラシーがあったことで実感した強みなどありましたか??

しんの:他の店の話を聞くとWEBサイトの構築に100万。さらに月1万とか月6000円とかサーバー代で制作会社に持っていかれてるんですよ。あれ500円でほとんどのお店はこと足りますからね。

自分のHPは自分のサーバーを使っているからTVで取り上げられても炎上しても落ちることはないです。そういうところでもWEBの強みはでているのかもしれません。

 

稲沼:なるほど。痩せる居酒屋はWEBに強いこともあってかメディアの露出もあり、スタートから好調ですよね。(取材当時ですでにTV、ラジオ、Yahooニュースに取り上げられていました)

しんの:嬉しいことに、いくつかのメディアに取り上げられてもらってます。でも、取材をして頂けたことも、「痩せる居酒屋」が失敗していないのも運だと思ってます。

なので、現状に留まらず、自分的にはテレビにもラジオにも何も報道されないけれど、常連がついているお店の方が強いと思っているので、「痩せる居酒屋」もそれに近付けていければと思ってます。

 

ちなみにオーナーのしんのさんは飲食のアルバイト経験もない。しんのさん曰く、
「高校の時に飲食でバイト、卒業してWEBの専門学校、そして社会人になってから飲食をやった方がうまくいく」というWEB出身ならではの持論も。これは確かに頷けるかもしれない。

 

自分の強みを全く別業界で活用できないか?強みをもって参入していく行動力さえあれば日本初はつくれる。

あなたのサービスの強みを他の業界で使うことはできないか?

 

ロゴは痩せている体とビールの組み合わせ。ちなみにロゴは日本初のみの制作会社である弊社が担当致しました(笑)

 

人生は運。だからチャレンジし続ける

稲沼:飲食店以前にしんのさんの実績を拝見しましたがすごいです。。何か成功の秘訣なんかあるんでしょうか?

しんの:具体的にはないですが(笑)でも自分のなかで「痩せる居酒屋」に限らず、他にも良いアイディアが浮かぶ時もあります。が、実際成功するのってその5分の1程度ですね。

これはいけると思ったものは全部やってみる。しかし5分の1しか当たらない。3分の1、2分の1にする努力よりも5回チャレンジする。運なんで。人生は麻雀と一緒だと思ってます。

麻雀は実力が3割、運が7割っていうじゃないですか。運だけど運じゃない。なので、その5分の1を当てるために、挑戦し続けています。

 

しんのさんのお仕事はWEBのメディア運営、WEBのシステム販売、飲食店の経営と多岐に渡る。

しかも趣味はフルート・・!!外見とはそぐわない、なんともメルヘンなフルートの理由はというと。男性でやってる人がほとんどいないからだそう。一回行っただけのお店では絶対覚えられてて「あ、フルートじゃん!」と呼ばれるそうです(笑)

しかしその考えが、日本初に繋がっているのかもしれません。

 

まとめ

5分の1の運でもあると割り切っているからこそ、チャレンジし続けられる。飲食は職人の世界。何年も修行して、それだけを勉強して、努力して。そんなイメージを持っていました。

しかし、自由で柔軟な発想でわずか2ヶ月で飲食店をオープンする人もいる。とても面白いインタビューでした!しんのさんありがとうございました!

 

痩せる居酒屋ではドリンクには、今話題の脂肪の吸収を抑えてくれるトクホドリンクを使用しています。

フードもお米は使わずに最も食物繊維が豊富で、ダイエット効果が高いと言われている玄米を使用。

テリヤキなど、どうしても甘みが必要なメニューには、糖質ゼロの甘味料を使用しております。

砂糖を一切使わずに糖質がゼロの甘味料を指標し、ラーメン・うどんは糖質ゼロ麺を使用することで、糖質を摂ることなく締めのラーメンを!

 

痩せたいけど、飲みたい、、、!さらには締めのラーメンまでも外せない!そんな欲張りなあなたを幸せにする”痩せる居酒屋”へぜひ!!

 

【店舗情報】

痩せる居酒屋 ふりすと

千葉県船橋市本町2-29-6興和第一ビル202

18:00~24:00(23:30ラストオーダー)

定休日:月曜日

HP:http://xn--b9j2ez37lya0093a9m8a.com/

 

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この記事を書いた人
前田麻衣
前田麻衣移動する同棲生活
フリーライター。 元旅行会社勤務。すきなものは旅はもちろん、映画とバウムクーヘンです。 ふだんは移動しながら同棲生活をしています。
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