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INTERVIEW

戦略的なバカ。多様な見せ方で発信するプロ無職・るってぃのスマホ一台旅

前田麻衣
前田麻衣
SERVICE New!! 2018.04.11

スマホで一台で旅をする。ちょっとコンビニに行くわけではなく、旅。そして海外。

スーツケースはもちろん、着替え・財布などのスマホ以外の物は持たずに、異国の地へと飛び込む。という一見荒手で、深夜番組の様な企画。

スマホ一台という条件を忠実にするために、全裸から始めたり、無事に入国できたはいいものの、さっそく電車に乗れなかったり。

現地で起こるさまざまな問題を面白く、そして体を張って表現する背景には、彼から日本の現状や若い人たちへのメッセージがありました。

 

今回はスマホ一台旅のプロ無職・るってぃさんに友人である稲沼が、お話をお伺いします。

 

世界初・スマホ一台旅


スマホ一台旅に使用したスマホはiPhone、これだけ。

 

スマホ一台旅の起源はある方程式から

稲沼:そもそも、スマホ一台旅はどのような起源で?

るってぃさん(以下、るってぃ):国内をぐるぐるしているときに段々と荷物が邪魔になって。スーツケースからリュック、いやカバンすら要らないなってなってきて、最終的にスマホだけでもいけるんじゃないかなってことに気付いたんだよね。

稲沼:なるほど。旅をしている最中にってことか。

るってぃ:そう。あと、大学時代の同級生がパスポートだけでフィリピンに行ったの(笑)当時はインターネットも今ほどじゃないし、むしろガラケー。めっちゃおもしろくない?(笑)

稲沼:すご!!めっちゃおもしろい!!!

るってぃ:すごいよね(笑)そういえば、あいつやってたなぁって。

僕自身、アイデアは降ってくるタイプじゃなくて。だから「インプット×新しい価値観との出会い」がアイデアが生まれる方程式だと思ってる。

今回のスマホ一台旅でいえば、大学の同級生の話(インプット)×旅(新しい価値観との出会い)なんだよね。インプットばかりじゃダメだし、新しい価値観に触れようとするだけでも足りない。


旅の最中に思いつくアイディアのメモを少しだけ拝見。

 

「やろうと思ってました」に価値はまったくない。

稲沼:「るってぃ」っていつもやりたいことをすぐ形にしているイメージがすごくあって。

「実行する人」ってHATSUをつくる人に共通している部分だと思うんだよね。

るってぃ:たしかにそう思う。正直に言うと、「スマホ一台旅やります」ってツイートをしたとき、「僕もそれやろうと思ってました」っていう反応が大量にきた。

稲沼:なるほど。。

るってぃ:でも本当にそう言われてもって感じで。僕はやりましたよとしか言えない。「やろうと思ってました」に価値はまったくない。シンプルにやるかやらないかということだよね。

稲沼:そうだね。本当にそうだと思う。


やるかやらないかは、分厚い紙一重。実は泥臭い営業もたくさんするとのこと。

 

「なんか面白そう」そう思わせる切り口に

稲沼:スマホ一台旅もそうだけど、他の企画も含めてるってぃの軸ってなにかあるの?

るってぃ:そうだね、僕はテクノロジーかな。それを伝えていく中でもメッセージ性が必ずあることは大事にしていて。今回のスマホ一台旅だったら、「ミニマリズム」「旅人口の少なさ」「テクノロジーの導入の遅さ」の3つ。

稲沼:なるほど。るってぃからはそのテクノロジーを、みんなにわかりやすく伝えたいっていうのが強く伝わってくるな。

るってぃ:嬉しい、ありがとう。あと見せ方の切り口にこだわってる。自分のブログで記事にしたとしても、やっぱり限界があるから。

稲沼:限界というのは、限られた人にしか伝わらないということ?

るってぃ:そう。もっとブログを見る習慣のないような人にも見てほしいから。そのために切り口を変えて、違う客層にアプローチしてる。これなら記事だけじゃなくて、YouTubeとかでも映えるし、小・中学生にも伝わるんじゃないかなって。「なんか面白そう」から始まって、深掘りするとその3つに繋がるようにしてるかな。


見せ方の1つとしてのYouTubeは、開始わずか2ヶ月でチャンネル登録者数約1,200人。

 

スマホ一台旅は長期的で見てる

稲沼:とても反応がよかったスマホ一台旅だけど、今後はどうしていくのでしょう?

るってぃ:ありがたいことに本当に大きな反響をもらえました。でもこれでスマホ旅は終わりではなくて、スマホ一台旅は長期的で見てる。たとえば2020年に同じ事をやって感じることも変わってくると思うんだよね。

稲沼:なるほど。時代の進み方がわかるんだね。

るってぃ:そうなんだよね。あと、スマホゼロ台旅もいいねって話してる(笑)

実際今回みたいにスマホ一台あれば、Googleマップで道はわかるし、Uberを使えば車に乗れる。でもいざネット環境のない場所に行くと、それすら使えない。そうなるとスマホ一台っていう最先端の旅行から一気に90年代のアナログな旅行みたいになるんだよね。紙の地図に頼らざるを得なかったり、人に聞くしかなかったり。不便だからこそすごい楽しかった。

稲沼:それいいね。不便だからこそなのはすごくわかる。

るってぃ:だよね。スマホゼロ台旅=コミュニケーションのみだから逆に新鮮で。現金・クレカ・すべてなし。丸裸で海外。どうこれ!(笑)


終始笑顔で進んだインタビュー。

 

プロ無職と名乗る彼は、現代ではふさわしい名前のない情報発信という職業のプロである。世界中にある情報を現地に向かい、わかりやすく発信するプロ。そしてそれは彼が発信力を培ったからこそと感じます。

「スマホ一台旅の影響で財布忘れる様になった。あはは(笑)」

と笑う彼は、YouTubeやSNSから感じる親しみのある笑顔の裏に、とても戦略的なプロの情報発信者でありました。

 

彼を通して、「こんな生き方があるんだ」、「こんな考え方があるんだ」と新しい選択肢を見つけることができた人は多いはず。そういった人をひとりでも増やすために、彼は全身全霊で、見せ方を変えながら、今日も情報発信で迷える人へに選択肢を与える。

そして今現在は、「インタビュー記事を集めたフォトブック」というまた新たな情報発信の切り口に向けてクラウドファンディングを実施中。

プロ無職という名の情報発信のプロである彼に注目です。

 

【詳細情報】

プロ無職・るってぃ
Twitter@rutty07z
クラウドファンディング先https://camp-fire.jp/projects/view/68292

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この記事を書いた人
前田麻衣
前田麻衣移動する同棲生活
フリーライター。 元旅行会社勤務。すきなものは旅はもちろん、映画とバウムクーヘンです。 ふだんは移動しながら同棲生活をしています。
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