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サウナは生き物?椅子の種類までわかる検索サイト「サウナイキタイ」

新美 友那
新美 友那
WEB Cool!! 2018.01.24

温泉施設に行くと必ずと言っていいほどある「サウナ」。最近、テレビ番組や雑誌で特集が組まれたり、サウナが趣味という芸能人が増えたりと、何かと注目されています。

そんなサウナについて、日本全国の情報を集めた巨大ポータルサイトが「サウナイキタイ」です。

普通の検索サイトかと思いきや、「サウナイキタイ」は4,000を超えるサウナの水風呂の温度や休憩椅子の種類まで、広く深く検索できるようになっています。

これだけのサイトを作るのはさぞ大きい企業だろう…と思う方も多いかと思いますが、実は創始者はたったの4人。

それも、普通のサウナ好きで、一緒に入ったサウナの室内でこのプロジェクトを立ち上げたというのだから驚きです。

今回のHATSUは、そんな「サウナイキタイ」についてご紹介します。

サウナ施設に特化!詳細に絞り込める日本最大級のポータルサイト

4,000を超えるデータから検索できる、日本最大級のサウナデータベース。なんと水風呂の深さまでわかる。

 

深い情熱の相乗効果で生まれた大きな波

まず驚きなのが、情報量4,000件以上の日本最大級のデータベースが、たった4人で作られているということです。

元々は4人それぞれがサウナについて個人的に情報をまとめていたのですが、とあるきっかけで一緒にサウナに入っているうちにこの「サウナイキタイ」プロジェクトが決定したんだとか。

全員サウナが大好きすぎて、ウェブサイト開発もサウナ施設で進めてきたというほど。この1人1人の深い情熱が掛け合わさったことで、日本初の詳細かつ最大級のサウナデータベースができたのです。

検索できるだけでなく、最近追加されたサウナ情報もトップページから確認できます。

 

マニアが共感できる機能を追加することで、HATSUは作れる

この4人のサウナへの情熱はもはや、マニアと言っても過言ではありません。

その中の1人「かぼちゃ」さんは、毎日Twitterアカウントでサウナについてのツイートだけを淡々とつぶやいています。また、「あり」さんはなんとサウナから徒歩2分のところにお住まいだとか。

4人それぞれの紹介にも、ホームタウンならぬ「ホームサウナ」の記述があるほどです。

そんなサウナマニアが作った「サウナイキタイ」は、基本情報はもちろん水風呂やサウナ室の温度、休憩椅子の種類や設備・アメニティと「そこまで!?」と言いたくなるほど詳細までデータが網羅されています。

検索方法もサウナの種類・水風呂の温度・ストーブの種類など、ありとあらゆるこだわりを条件に設定することができます。

作り手がマニアであればあるほど、「水風呂の温度は?」「休憩椅子のタイプは?」など、細部までこだわることができます。

受け手のマニアたちのこだわりを汲み取り、「これこれ!」と共感できるような機能を追加することで、HATSUは作れるのです。

あなたのサービスにマニアが喜ぶ機能を加えることはできないか?

サウナのタイプはもちろん、ストーブやロウリュ(フィンランドのサウナ入浴法)の種類まで。水風呂の深さも膝・腰などわかりやすい。

 

「好き」という情熱が、社会への貢献機会を生み出す

そんな「サウナイキタイ」は、つい先日「イキタイ(イイネ!のようなお気に入り機能)が多い順」に並び替えができるようになりました。

ここまで詳細なデータベースを作っておきながらなお、進化を続けているのです。

また、「サウナを広めたい」との情熱から、サウナについてのコラムや漫画、なんとグッズストアまで手広く展開しています。

他にも、サウナ飯・サ活・ランキング等、まだまだ開発予定のコンテンツがあるのだとか。

こういったサウナへの深い情熱が、「サウナに行ってみたい」と思う人の背中を押すサービスを生むのでしょう。つまり、「好き」という情熱が、社会に貢献する機会を生んでいるのです。

可愛くわかりやすい漫画から、水風呂について約12,000字も語った熱いコラムまで様々。どれも「好き」が溢れている。

 

ニッチな趣味仲間同士はより強い絆で結ばれる

数値やデータだけでは良し悪しを図るのが難しいことから、「サウナは生き物」という名言もあるようです。

それでもこのデータベース「サウナイキタイ」は、サイトを大きくして利益を得るためではなく、あくまで創始者4人の「サウナが好き・広めたい」という気持ちをもとに運営されています。

それも、平日にそれぞれの仕事が終わった後、もしくは休日にサウナ施設に集まって開発を進めているんだとか。並大抵の情熱ではできませんよね。

利益度外視でここまでのものを一緒に作る行為は、一種の「絆」とも言えるのではないでしょうか。そしてその絆は、ニッチな趣味であればあるほど、強いものになっていくと思います。

こういった強い絆を形にすると、「サウナイキタイ」のようにHATSUが生まれるのかもしれません。

創始者4人の情熱は、もはや強い絆と言える。自己紹介がTwitterアカウントと「ホームサウナ」のみという、サウナ好きっぷり。

 

まとめ

日本全国にあるサウナ情報が、手に取るようにわかるこのサービス。そこには、単なる詳細なデータ提供だけではなく、「サウナを好きな人を増やしたい」という創始者4人の情熱がありました。

そしてその情熱が、日本最大級の広く深いデータベースというHATSUを生んだのです。

「サウナイキタイ」のコラムや漫画を読めば、サウナに詳しくない人でもきっとサウナに行きたくなるはず。彼らの情熱の秘密を探るべく、次の週末はお近くのサウナで汗をかいてみてはいかがでしょうか?

 

【詳細情報】

サウナイキタイ
HP:https://sauna-ikitai.com/

 

 

 

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この記事を書いた人
新美 友那
新美 友那元公務員ライター
ライター・講師(記事作成・営業について)。 公務員として約5年間勤めた市役所を辞め、ライターに。 独立初月で17万円の受注を達成し、FMラジオ「たくまのkokoroここからだ!」に出演。 note「元公務員ライターが教える、未経験から初月17万円稼ぐ17の方法」を発売中です(https://note.mu/niimi/n/nc930fcad0463)。 趣味はマラソン・料理・漫画・アニメ。
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